メイン会場入り口
「星の律動/生きものの律動」のセクション
太陽と月の神話と造形に関するコーナーから始まる、「時と人間」セクションへと進む
今現在の生活の時間のありようを、現代の広告を通じて考えるコーナー(写真正面)と、『暇の部屋』(右奥)。そして、貴重な日時計の展示も(左)。
『時の精霊』部分
絵:佐々木真由子
時間と人間をまつわる歴史を、人類のはじまりから近代、現代まで通じて、絵巻物調で紹介。
ヒマについて考える、
『ヒマの部屋』
『土と人間』のセクション。
地球上の、様々な土地でそれぞれにながれている時を想う。
世界各地の「一日」を、国立民俗博物館からお借りした貴重な民俗映像で紹介。各ブースには関連の展示も。
『時の大河』セクション。
毎年、世界にながれるさまざまな時を集めた空間展示。
『時の大河』
内側が東京世田谷に流れる時節。中央付近は日本の時節。外周は、他の大陸の時節。
毎年めぐりくりかえす、植物や動物などの時節が、バーになってかさなっている。
アラスカ・ジュノーでにザトウクジラが訪れる頃、天津ではクリがなっている。そのころ東京では?
いきものたちの時節をアイコンで現すカットアウト。こちらはヌーが河に飛び込む様子。
上部には、2段にわかれている。中段は「自然の仕事」の時、あれこれ。
「自然の仕事」にかかわる道具や素材の展示も。
上段は、「年中行事」の時節。特に、自然との関わりがふかいものを集めた。
エンディングのセクション、「つみかさなる時」
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せたがや文化財団・生活工房(東京)にて、2016年・3月に開催された、時がテーマの企画展示。
生活工房の学芸・竹田由美さんとともに、構想から3年以上をかけて実現した本展は、「時」というとらえどころのないものを通じて、現代都市生活のすがたを、いまこの世界のありようを、そして生きることそのものについて、静かに思い考える場となりました。
〈 展示構成 〉
星の律動・生きものの律動
太陽と月の神話・造形
太陽と月、はじめてのひかり (世界の創世神話の紹介)
世界の日時計 (小野行雄氏所蔵)
『時の精霊』ー時と人間のこれまで
現代の時(現代の広告から)
土と人間(世界の様々な土地の「一日」の映像)
ヒマの部屋
『時の大河』
時の採集箱(同時開催)
〈 開催概要 〉
会期: 2016年03月05日(土)~2016年03月21日(月)
時間: 真昼(11時半頃)から暗くなる(18時半頃)まで、まいにち開催
会場: ワークショップA(4F) / ワークショップB(4F) / 生活工房ギャラリー(3F)
主催:公益財団法人せたがや文化財団 生活工房
後援:世田谷区/世田谷区教育委員会
共同企画制作:セセンシトカ
展示協力:(公財)吉田秀雄記念事業財団アド・ミュージアム東京/(公財)下中記念財団/(一財)進化生物学研究所/remo[NPO法人記録とメディアのための組織]/千代の亀酒造(株)/小野行雄
会場検討用模型
せたがや文化財団 生活工房
2012
共同企画/AD/D: Hikaru Sasaki + Mayuko Sasaki
Artwortk: Mayuko Sasaki
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